物件探し5つのポイント

1. 不動産会社の特徴を知る家並み不動産会社には、さまざまな特徴をもつ会社があります。例えば、多数の支店を構える会社の場合、自社のネットワークを活用した情報提供や遠隔地での取引に強みを発揮することが考えられます。

また、特定の地域で長く営業している会社は不動産に限らず様々な地域情報に精通しています。このような不動産会社の特徴は会社の規模などで形式的に判断できるものではありません。 近隣などの評判などを参考に最終的には担当者とのコニュニケーションの中で見極めて いくことが大切 です。

2. 新築か中古か新築住宅はまさに最初に入居できる新しい家という満足感があります。周辺環境・立地・間取りが気に入れば設備も最新の物を使っているので、これにこしたことはないでしょう。

中古住宅は、新築に比べて価格が安くすぐに住めるというメリットがあります。また、自分の目で間取り、環境、眺望等を確認して購入することができます。反面、築年が経過していますので、建物や設備を購入前にチェックして下さい。自分好みにリフォームすれば快適な居住空間になります。

要は自分が住宅購入に際してどこにポイントを置くかを明確にしておく必要があります。

3. 希望条件の確認住宅購入に際しては、地域、立地選定も重要な要素です。間取りや面積、設備については家族間の合意はとりやすい面がありますが、地域、立地選定は、これまで住んでいた近くに購入する場合は別ですが、遠くに 離れる場合は、通勤通学、買い物の便、病院等はあるか等、さまざまな問題に直面します。

あらかじめ、家族間で話し合いをしておき、情報収集しておくとよいでしょう。

4. 住環境を調べる安全、快適な暮らしを送るためには、これから住もうとしている街がどのような場所か、あらかじめ調べておく必要があります。その主な方法としては、実際に現地を見たり歩いたりして確認する、インターネットなどで情報を収集するという2つがあります。

<現地で確認すること>
・学校から自宅まで実際に歩いてみたときの所要時間
・学校から自宅までの経路に死角となる場所がないかなど防犯に関すること
・スーパーや商店街の有無と場所、品揃え、営業時間など生活の便利さに関すること
・公園や病院、図書館、その他施設の所在状況
・周囲に騒音や臭い、振動などの原因になる施設などの有無

<インターネットで収集できる情報>
・自治体によって異なる住宅関連助成、子育て支援、その他行政サービスの内容
・災害が起きたときに危険な場所や避難場所など
・犯罪の発生状況や危険な地域など

5. 価格の基本的な考え方を理解する●同じ不動産は存在しない
不動産には一つとして同じものは存在しません。同じ地域の土地でも土地の形、面積、方位、接する道路の状況などによって、価格が大きく変わることがあります。

また、同じ棟のマンションでも、階数、間取り部屋の方位、管理状況などによって価格が変わります。このように、不動産価格の妥当性を判断する場合には、不動産の特徴を踏まえて物件ごとに検討する必要があります。

●取引時点が変われば価格は変わる
不動産市場にも、全体的な相場の動きがあります。たとえ同じ不動産であっても、取引する時期が変われば、価格も大きく変わる場合があります。したがって、不動産価格を判断する場合には、市場全体の動向も踏まえて、取引時期に応じて検討する必要があります。

●最終的には売主と買主の合意が前提
不動産売買は、スーパーなどで買い物そするように、提示された金額に対して買うか、買わないかの2者択一で成立するものではありません。売主と買主が個別に希望条件を調整し、合意したときにはじめて価格が確定します。

このように、不動産価格は個別の取引ごとに決まりますので、その価格を客観的なデータだけで完全に検討することはできません。不動産の購入で後悔しないためには、1. できるだけ多くの情報を収集して、価格に関する自分なりの検討を十分に行うこと。また専門家からのアドバイスも必要でしょう。2. 最終的な取引の相手方と誠実に交渉を重ねることにより、自分自身が納得した上で取引することが重要です。

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